TALONジッパー

 
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A-4 SUIT
1930年代
TANKERS/1ST MODEL
1941年頃製
USN AVIAT. JACKET
1942~43年頃製
N-1 DECK JACKET
CONT. NXsx 65913
1944~45年製
USN FIELD JACKET
1945~46年頃製

ジッパー・メーカーの本家ともいうべきメーカーで、そのTEETH 設計、スライダーのロック機構、引手デザイン、エンドBOXの機構 ・・・・その全てが、他のメーカーに多大な影響を与えた。この事は日本のメーカーに関しても同様である。
TALON が基本とした TEETH 設計は現在でも多くのジッパー・メーカーが金属ジッパー製造時に用いる、線材をプレス・成型し同時にテープに植え込むというプレス方式であり、スライダーは40年代初期においてすでに現在とほぼ同じ型式の板バネを内蔵したオートロック機構の物を完成させており、このスライダー機構のみならずジッパーとしてのほぼ全てのシステムをTALONは40年代に完成させた。
30年代~60年代を通じほぼ全ての時代にTALONは常にMIL. SPEC.ジッパーの製造・納入メーカーであり続けたが、特に40年代においてはA-2をはじめとしたほぼ全ての革飛行服を含むミリタリー・クロージィング全般に広く使用され、故障の少ない、タフな、WWIIを代表するジッパー・メーカーである。只、残念な事にWWII以降のフライトジャケットに関しては一部のB15-B、N-2Aに使用されたのを最後に以後のナイロン・フライトジャケットには殆ど使用される事はなかった。



CROWN
CONMAR


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