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・ | ご購入頂いたデカールの転写貼り付けに先立ち、必ず、“詳細ご案内”を熟読頂き、諸説明及び“転写可能な対象物”“転写が出来ない対象物”の項を充分ご理解頂いた上での作業お願い申し上げます。 |
・ | 当マニュアルにご案内の1)〜11)の作業工程、諸注意事項を充分ご理解頂いた上での作業お願い申し上げます。 |
・ | 貼り付け作業は、必ず換気の良い場所で行って下さい。 |
・ | 貼り付けに際し使用頂く、接着剤“Meyercord 1036-R”及びコーティング液“Decal Coating 1043-M”の使用、取り扱いに際しては、◇取り扱い注意お願いの事の熟読をお願いいたします。 |
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縦横1インチの Outline Form(白)Decal はAAFの認識マークとしてFull Color(4色)Decalよりも広範囲に使用され、その対象も革製のフラィング・ジャケット、 フラィング・トラウザーズ、フラィング・グラブズ、フラィング・キャップと多岐にわたります。ここでは、その代表格としてA-2, B-3における貼り付け基本位置を、下に案内させて頂きます。実物の貼り付け位置に、かなりの差異があることはFull Color(4色)同様です。含み参照下さい。 | |||||
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1)革製品をピンと張り、平らに固定する | |
貼り付け対象面の下に小型アイロン台、板、厚手の固い本等を下敷き、出来るだけピンと張り、平らに固定して下さい。 | |
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2)貼り付け面の汚れを拭き取る | |||
柔らかい布・タオル等を水で濡らし固く絞った状態で貼り付け面の汚れを拭き取って下さい。
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3)貼り付け面に接着剤“Meyercord 1036-R”を塗る | ||||
上記の作業を終えれば直ちに、同封(又は別売)の接着剤“Meyercord 1036-R”を指先で、貼り付け位置に実際のデカールより若干広く、薄く均一に塗布下さい。
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4)デカール紙を7秒間水に浸し、台紙から押し上げる | ||||
接着剤を塗布後直ちに、予め用意した水を張ったトレイにデカール紙全体を約7秒間浸し、水から上げ、水に濡らした指先でデカールを台紙に付いた状態で、全体を約1.5cm程押し上げて下さい。デカール台紙の水浸し作業が正しく行われていれば、デカール全体が台紙に沿い自然に押し上げられる筈です。
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5)デカールを剥離させながら貼り付け面に置く | ||
台紙からはみ出たデカール上部(約1cm)センターを水で濡らした指先で、接着剤を塗布した貼り付け面上部に軽く固定し、その状態で台紙を貼り付け面から浮かせないように沿わせながら、除々に真下に引き下げます(貼り付け面から台紙を浮かせた状態で引き下げると、デカールと貼り付け面の間に余分な空気が入ります)。完全に台紙がデカールから剥離したのを確認し、デカールが文字行も含め予め接着剤を塗布したエリア内に正しく置かれているか確認し、必要な場合は革面を滑らすように修正下さい。移動回転等の修正が困難な場合は貼り付け面及びデカール全体を水で濡らし修正下さい。
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6)デカールと革の間の空気・水の除去 | ||||
上記の作業を終えれば直ちに、同封のスポンジに水を充分含ませ(滴らない程度)デカールと貼り付け面の間の空気、余分な水分を押し出す作業を行います。水抜き、空気抜き作業は圧力を掛けずスポンジに含ませた水の重さを利用しデカールの中心部から外側に向けスポンジを撫でるように移動させ行います。この作業を行う際はデカールの表面は常に濡れた状態に保って下さい。
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7)はみ出た接着剤と水の除去 | ||||
上記の作業を終えれば直ちに、デカール周辺のはみ出た接着剤・水分の除去を行います。デカール周辺及びデカール表面の水分をキッチンペーパーで手早く吸い取ります。デカール表面の水分は拭き取ろうとせずキッチンペーパーを軽く置いて吸い取る感じで除去下さい。デカール周辺にはみ出た接着剤は、大きくはみ出た部分のみ濡れたスポンジ、ティシュで拭き取って下さい。 作業終了後はそのままの状態で、次ぎの作業まで室内で自然乾燥させます。
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8)はみ出た接着剤の除去及びデカール表面の汚れ落とし | ||||||
貼り付け直後、デカールの透明部分に白く見えた接着剤が完全に透明になった時点で、デカール周辺にはみ出た接着剤及びデカール表面の汚れをクリーンな水で除去します。クリーンな水に取り替えたトレイの水を含ませたスポンジで又はティシュでデカール周辺にはみ出た接着剤を、水を含ませたティシュでデカール表面の汚れを手早く拭い取ります。作業を続ける間で、スポンジは時々クリーンな水で汚れを洗い落とし、ティシュは何度か交換して下さい。
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9)デカールのコーティング | ||||
約10〜15分間の自然乾燥を終えれば直ちに、デカールのコーティング作業を行います。貼り付けたデカールを革面により強固に密着させ、表面を保護し、早期の剥離を防止するための大事な作業です。 同封されたコーティング液“Decal Coating 1043-M”を容器ごと良く振り撹拌してから、同じく同封された細幅の筆、又は市販の毛先の柔らかい筆で、デカール表面に薄く均一に塗布します。 |
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10)ドライヤーによるコーティング液の乾燥及びデカールの革面への密着 | ||
上記の作業を終えれば直ちに、ドライヤーによるコーティング液の乾燥、及びデカールの革面への密着作業を行います。ドライヤーで真上(約10センチ程離し)からデカールに少し熱めの温風(指先が若干熱く感じる程度)を吹きつけ、デカール表面に塗布したコーティング液を乾燥させながら温風でデカールを貼り付け革面へ密着させる感じで作業を行います。完全に乾ききる迄行って下さい。
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11)保革クリームを塗って、完成 !! | ||
全ての作業終了後、約10分間程放置し熱を冷ました後、同封(又は別売)の保革クリーム“Red Man's Natural Horse Oil”をデカール面及び周囲の革に指先で薄く伸ばし均一に塗布し、余分なクリームを布、ティシュ等で拭き取り、完成です。 | ||
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